db2asa
DragonBonesで作成したアニメーションをakashic-animation形式にコンバートするコマンドラインツール。
インストール
db2asa
は Node.js
で動作します。以下のコマンドでインストールできます。
$ npm install -g @akashic-extension/db2asa
Akashic Engineの詳細な利用方法については、 公式ページ を参照してください。
使い方
DragonBonesからJSON形式でexportしたファイルを用意してください。Data Version
は 5.0
を選択してください。
Image Type
はImages
のみをサポートしています。texturesディレクトリはJSONファイルと同じディレクトリに配置してください。
$ db2asa exported_dragonbones.json
次のファイルが出力されます。
拡張子 | |
---|
asapj | プロジェクトファイル |
asabn, asaan | ボーンファイルとアニメーションファイル |
asask | スキンファイル |
オプション
-h, --help
ヘルプを表示します。
-V, --version
バージョンを表示します。
-o, --out-dir
出力先ディレクトリを指定します。存在しない時、ディレクトリを作成します。
-p, --add-prefix
出力ファイルのファイル名に次の接頭辞を加えます。
ファイル形式 | 接頭辞 |
---|
asapj | pj_ |
asabn | bn_ |
asaan | an_ |
asask | sk_ |
-l, --longName
asaanファイル名(アニメーション名が用いられる)の前にそのアニメーションの持ち主であるarmatureの名前が加わります。2つの間は_
で区切られます。
-P --set-prefix
-p
オプションで出力ファイル名に加わる接頭辞を指定します。asapj,asabn,asask,asaan形式それぞれについて、この並びでカンマ区切りで指定します。デフォルトはpj_,bn_,sk_,an_
です。
-v, --verbose
実行時の出力に詳細情報を含めます。
-u, --user-data
Timelineのbone/eventレイヤーのActionをユーザデータとして出力します。次のような構造になります。
{
"event":"body-event",
"action":"body-action",
"sound":"body-sound"
}
-r, --related-file-info
asapjファイルと関連するファイルの一覧をasapjファイルのユーザデータとして出力します。contents.userData.relatedFileInfo
プロパティからアクセスできます。
例(contentsプロパティ内の本件と関係のないものは省略):
{
"version": "2.0.0",
"contents": {
"userData": {
"relatedFileInfo": {
"boneSetFileNames": [
"stickgirl.asabn",
"stickman.asabn"
],
"skinFileNames": [
"stickgirl.asask",
"stickman.asask"
],
"animationFileNames": [
"stickgirl_anime_1.asaan",
"stickman_anime_1.asaan",
"stickman_anime_1_bezier.asaan",
"stickman_anime_1_liner.asaan"
],
"imageFileNames": [
"stickgirl.png",
"stickman.png"
]
}
}
}
}
補足
Displayとセルの関係
DragonBones
のDisplay
はakashic-animation
のCell
に変換されます。セル名は次のように決まります。
<Displayの所属するスロット名>_<パスを除いたDisplay名>
head
スロットに配置されたparts/eye
ディスプレイの場合:
head_eye
制限
以下をサポートしていません。
- Data Version 5.5 以上のJSONファイル
- メッシュ
- 透明度の継承可否設定
- スロットのカラーアニメーション
- Export時にatlas化されたテクスチャ
- skew(せん断)変換行列
- Displayのスケール成分
- IKアニメーション
- 複数のスロット
- ネストされたarmature
- event layer(Timelineの一番下)のAction(ユーザデータ)
ライセンス
本リポジトリは MIT License の元で公開されています。
詳しくは LICENSE をご覧ください。
ただし、画像ファイルおよび音声ファイルは
CC BY 2.1 JP の元で公開されています。